十三の花 2014年3月7日
photograph by izumi shimada
【朗】ロウ(ラウ) あきらか ほがらか 声符は良(りょう)。良は風箱留実、風を通して殻をよりわけ塵を除くもので、よく通る意がある。[説文]に正字をろうに作り、「明なり」という。月光のよく澄徹する意である。その光の朗々たることから、朗悟の意となり、また朗読、朗吟のように、淀みない意に用いる。1・あきらか、あかるい。2・ほがらか。3・たかい、よくとおる。(白川静『字通』より一部抜粋)