一の花   2013年8月8日

photograph by izumi shimada

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志花

すっくと上へ。
花芯にみなぎる生命力。
植物にも心意気がある。

1・2013年8月8日・志花

【志】シ こころざし しるす
[詩序]に「詩は志の之(ゆ)く所なり。心に在るを志と為し、言に發するを詩と為す」とあり、それで志を「心の之往(ゆく)する」意の会意とする説もある。古くは誌・識の意に用い、むしろ心にある意こそが初義であろう。1・心にあるもの、本心。2・しるす、心にしるす、おぼえる、かきとめる。3・こころざし、のぞみ、ねがい、めざす。4・しるしのもの、はた。5・記録する、記録。6・識・志と通じ、しるす。(白川静『字通』より一部抜粋)